ひんやりした木曜の午後は歩いてみる
私は前から、素肌が全然強くないので、気を付けないとかぶれる。それもあるし、ボディーソープの肌にこびりつく使い心地があまり好きじゃない。
しかしながら、冬の時期は思いっきりしっかり乾燥するので、無添加の化粧水を使っている。
愛用中の品の残念な部分は、料金がとても高く、なかなか買えないところ。
気分良く踊る母さんと冷たい雨
家の前でハンモックに揺られ、気持ちの良いそよ風に身を浸していた、休日の午後の事。
空にはゆったりと雲が流れていた。少年は、うちのネコが「ギャオォッ!」という大きな声に驚いて、ハンモックから下に落ちてしまった。
よく見てみると、我が家の猫は蛇と睨み合い、背中を丸めて興奮しながらもすごんでいた。
蛇はそう大きくはなく、毒も持っていないっぽかったので、少年は木の枝でつついて追っ払い、ネコを抱っこしてもう一度ハンモックに寝転がった。
少年は、ネコの頭をなでてやりながら胸の上で寝かしつけ、気持ち良さそうにゴロゴロと鳴くネコを見つめた。
無我夢中で踊るあなたと枯れた森
明日香は、大学ですぐ仲良くなった仲間だ。明日香ちゃんの魅力的なところは、人を否定しなくて、細かい事は気にしないところ。
私が仲良くなろうと言ったそうだが、覚えていないけれど、そんな気がする。
遊びに行くと、全てが単純化されるので、とても心が軽くなる。
引き締まっていてスレンダーなのに深夜にファミレスでステーキを食べに行ったりするという。
一生懸命歌う兄弟と穴のあいた靴下
笑顔って素敵だなーと思っているので、なるべく笑顔で過ごせるように心がけている。
なるべく、場所と場合を考えて。
しかし、周囲に強引に押し付けてはいけない。
結局は、一括では言えないが、個人的な価値観として。
先程まで真顔で必死で商談を行っていた人が、笑ったその瞬間。
もう、大好き。
目じりに皺ができる人が好き!と話す友人。
気持ちも理解できるかもしれない。
気持ち良さそうに吠える友達と枯れた森
此の程、ひとり娘が家の外で遊ばない。暑いからだろうか、家の中で遊べるものがすごく増えたからか。
少し前までは、めっちゃいつもの広場に行きたがっていたのに、このところは、わずかも出かけたがらない。
考えるに、男親だと、現在困ることもなく、気にしないが、だけど、しかし嫁はほんの少しでも考えている。
けれど、蒸し暑い場所で遊ばせるのも心配だ。
勢いで話す彼女とアスファルトの匂い
驚かれるが、私の部屋は、冷房も暖房もついていない場所だ。
なので、扇風機と冷やしたお茶を片手に作業をする。
この前、扇風機をどかそうと思いつき、回転しているまま持ってしまった。
そしたら、扇風機の回転が止まったので「え・・・?」と不審に感じ、手元を見た。
どういうわけか自分で理解しなかったのが、動きを止めているのは、まさしく自分の中指だった。
怖くなって手を放すと、また元気に回転しだして、自分の指からは出血した。
なにも感じなかったが、気を付けなければと誓った。
息もつかさず吠える妹とオレ
私の娘がマルモダンスをおどっている。教えてもいないのに、3歳だけど頑張ってまねしている。
映像でマルモダンスの音が聞こえると、録画映像を見たがって泣く。
録画したものをつけてあげると止まることなくずーっと見ている。
父親だから、映像を見続けるより本を見たり、おもちゃで体を使って遊んだりしているほうがいいと思うけれど、忙しい時はテレビなどにたよってしまう。
少しでも、いっしょに遊んであげたり、本を読んであげたりしようと思う。
大きくなったら絶対に巣立っていくものだから、今のうちに遊んでおくのも私たちの為だ。
勢いで歌う母さんと夕焼け
怖い物はたくさんあるけれど、大海原が一番怖い。
しかも、タヒチやフィジーなんかのクリアな海ではない。
もっと上を行くのが、駿河湾などの黒々とした海だ。
ついつい、どこを見ても海、なんて状態を想像してしまう。
それが経験したかったら、オープンウォーターという映画が持って来いだと思う。
スキューバーで海に置いてけぼりの夫婦の、トークのみで繰り広げられる。
とりあえず、私には恐怖のストーリーだ。
実際に起きてもおかしくない話なので、臨場感は大変味わえる。
気持ち良さそうに自転車をこぐ母さんとオレ
割と大きなスーパーマーケットで買い出しをしていた。冷凍食品cornerチャーハンをさがしていた。
いろいろ見ていたら、ハングルで書かれた商品を発見した。
良く見て確認すると、韓国で良く見かけるトッポギだった。
最近、明洞へ行ったときに、幾度となく韓国まで渡航している先輩にごり押しされたトッポギ。
日本で冷食になって、あのトッポギが発売されてるなんて、心外だった。
どんよりした週末の晩は読書を
友達が、自宅のベランダで、トマトを育てている。
実がなったらサラダを作りたいそうだ。
育てているとは言うものの、あまり水を与えないし、ベランダで煙草をふかすので、彼女のトマトの生活環境は少しも良くはない。
丸3日、何も与えていないと言う時期の、トマトの様子は、葉が垂れ下がっていて、人間ががっかりしている様子に見えなくもない。
かわいそうになったので、水をたっぷりあたえると、次の明け方のミニトマトは元気に復活していた。